2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧
菅生歌舞伎は、キララホール前広場に組み立てる、東京都有形文化財「菅生組立舞台」に於いて、演じます。 いつもの様に、やりますので、何時もの様に、飲み食い自由。おひねり投げ放題でお願いします。農村歌舞伎は、十年一日の如くやるものだと信じています…
こざさ⑥終 加藤兵衛祐親(すけちか)は、兄弟の若に、 「私が計らって、命を助けたいとは思うが、私の一存ではどうにもならぬ事。御上にお伺いを立てて来る間、暫くお待ちなさい。」 と言うと、関白大臣の所へ行き、ことの次第を言上するのでした。 「本日、…
こざさ⑤ 兄弟の形見を持って小篠は、黒渕へと急ぎました。やがて、御台様に形見の黒髪を届けたのでした。御台様は、驚いてこの形見を取り上げると、 「兄弟の若達は、都へ曳かれていったのですか。それでは私も、京の都へ行き、若達の最期を見届けましょう。…
こざさ④ 兄弟を殺した国友は、兵庫の女房を、再び呼んで、 「さて、正成の妻は、何処にいるのか。正直に申せ。」 と、迫りました。女房は、 「さればです。御台様がご存命であるのならば、どうして注進などいたしましょうか。御台様は二十日前にお亡くなりに…
こざさ③ さて、哀れなのは御台様です。兵庫の妻子が供をして黒渕に隠れて暮らしていましたが、 「いったい、正成殿はどうなされたか。」 と泣くばかりです。若君達が、 「そんなに、歎かないで下さい。」 と大人しく慰めますが、涙は止まりません。兵庫の女…
稽古場に泊まり込んで、道具作りの日々です。新発田は、先週の雪も融け、すっかり春めきました。お彼岸を間近にして、墓参りの皆さんが稽古場を覗いて行きます。写真は墓参の方用の看板を立てる八郎兵衛師匠。占いで使う小道具と、御前の御簾。まだまだ、作…
こざさ② その後、国友は、急いで上洛すると、早速に御門に参内するのでした。国友は、 「某が、吉野の権現(金剛蔵王権現)に参詣の折、衣笠の少将正成は、栄耀の余りに大幕を打って、酒盛りをしておりました。我等は、それと知らずに通り過ぎましたが、理不…
北陸新幹線に乗って上越高田の「桜」と 「山椒太夫」を観に行こう 今後、猿八座「山椒太夫」公演は、上越高田の春の風物として定着させて行きたいと考えております。
中国の前漢時代の人で、「劉向(りゅう きょう)」という人が書いた「列女伝」の中に(第5巻節義伝)「斉義継母」という話しがある。その話しというのは、兄弟の母が、どちらかの死を選ぶのに、実子の方の死を選ぶという話しである。紀元前の話しであるが、…
3月1日に論説編集委員の森沢真理氏が、稽古場を取材されました。どのような記事になるかと楽しみにしておりました所、3月9日の新潟日報モア(電子版)オピニオン「探る」で、今回取り組んでいる「山椒太夫全段通し狂言」を特集していただきました。大紙…
4月の高田世界館公演の案内チラシがまだできていません。もうしばらくお待ち下さい。その後、いろいろと検討した結果。公演内容は、次の様に落ち付きました。 4月18日(土)は、続編の山椒太夫の公演を実施 :山別れ・国分寺・出世・親子対面・成敗を、…